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NW-7

QRコード

QRコードは、1994年に株式会社デンソーウェーブで開発されたマトリックス型2次元コードです。
高速な読み取りを実現するために開発されました。

QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です。

1.QRコードの種類

代表的なQRコードには「モデル1」「モデル2」「マイクロQR」の3種類があります。

QRコード モデル1

モデル2、マイクロQRコードの原型になった最初につくられたQRコードです。 バージョンは1から14 (21×21から73×73セル)です。
最大データ容量は数字1167字、英数字707字、バイナリ486バイト、漢字299字まで扱うことが可能です。

QRコードモデル1

QRコード モデル2

モデル2とは、モデル1に対してアライメントパターンを追加することで、コードが歪んだ状態でも読取りが出来るようにしたコードです。
バージョンは1から40 (21×21から177×177セル)です。
最大データ容量は数字7089字、英数字4296字、バイナリ2953バイト、漢字1817字まで扱うことが可能です。

QRコードモデル2

マイクロQRコード

バージョンはM1からM4 (11×11から17×17セル)の4バージョンのみです。
最大データ容量は数字35字、英数字21字、バイナリ15バイト、漢字9字まで扱うことが可能です。
特徴は、切り出しシンボルが1つであること。またマージン(余白)も2セル分あれば十分機能するので通常のQRコードよりも小さなスペースへの印字が可能になりました。

マイクロQRコード

2.QRコードの特徴

高速な全方向読取が可能

どのように傾いても高速な読取ができるように、360°読取を実現しています。

多種データを表現可能

英数字、漢字、カナ、ひらがな、記号、バイナリーデータ、制御コー

ド等を表現することができます。

小さなスペースでのデータ表現が可能

バーコードと同等のデータ量であれば、QRコードでは、約10分の1程度の大きさで表現が可能です。

誤り訂正機能

QRコードには、コードの汚れや、破損などがある場合でも読取を可能にする「誤り訂正機能」があります。

以下、誤り訂正レベルは4段階あります。

  • レベルL コードワードの約7%が復元可能です。
  • レベルM コードワードの約15%が復元可能です。
  • レベルQ コードワードの約25%が復元可能です。
  • レベルH コードワードの約30%が復元可能です。

連結機能

QRコードは、コード化したいデータを複数のQRコードに分割して表現することも可能です。最大で16分割まで可能なので印字スペースが限られている場合などに便利です。

3.QRコードの構成

  1. セル
    QRコードは、白と黒の正方形(ドット)によって構成されており、この基本単位となる正方形(ドット)をセルといいます。
    データ量によってセルの数が変わり、コードの大きさも変化します。
  2. タイミングパターン(2か所)※赤色にした箇所です。
    切り出しシンボル間に縦方向と横方向の2方向があり、白と黒のセルが交互に配置されています。各セルの中心の座標を求めるためのパターンで、コードが歪んでしまったり、セルピッチに誤差が生じている場合などに、セルの中心座標を補正します。
  3. 切り出しシンボル(ファインダパターン)
    QRコードの3つの角に配置された位置検出用のシンボルです。
    白と黒の比率が1:1:3:1:1になっており、コードが傾いてもどの方向からでも位置を検出してコードを読み取ることができます。
  4. マージン
    QRコードの周りには、上下左右にそれぞれ4セル分以上の余白(マージン)が必要になります。

QRコード仕様

4.QRコードの大きさとデータ容量

QRコード(モデル2)はバージョン(1から40まで)が1つ上がる毎に1辺のセルの数が4セルずつ増加します。

バージョンについて

バージョンを大きくすると格納できるデータ量も増えますが、QRコードのサイズが大きくなっていきます。その際は、読取可能な範囲でセルサイズを小さくして調整します。

バージョンについて

マージンを含めたコードの大きさ

例)49×49セル(バージョン8)、1つのセルの大きさが0.3mmの場合
QRコードの1辺は、49×0.3mm=14.7mmになる。
これに両側にマージン(4セル分)4×0.3mm=1.2mmの空きが必要になるので
1.2mm+14.7mm+1.2mm=17.1mm(1辺)の大きさになる。

5.QRコードの印刷知識

QRコードを印刷する際の注意

QRコードを印刷する際には、仕上がった製品が確実に読み取りができるようにQRコードの印刷色に注意が必要になります。

「QRコードスキャナは赤色光の照明によりQRコードを捉えるため、背景も印字色も赤い光を反射(または吸収)してしまう組み合わせの場合、QRコードを認識できなくなり、読み取りする事ができません。」

(株)デンソーウェーブ QRドットコム FAQページ (http://www.qrcode.com/faq.html) 2017/4/11引用

例えば、QRコードの色が赤で背景色が白の場合は、コード色も背景色も光を反射してしまうためコードの認識が出来ず読取不可になる場合があります。
基本的には背景色が白でQRコードを黒で印刷を推奨いたします。

また、QRコードの色が黒1色ではなく、レジストレーションカラー(CMYKの4色で黒にみえる色)で印刷した場合は、印刷機の色のズレが少しでも起きるとQRコードの輪郭がぼやけ読取に大きく影響する場合もあるので注意が必要です。

 

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